音楽好きで敬虔なカトリック教徒の家庭の、9人兄弟の末っ子として生まれる。17歳でブラックプールの自動車メーカー・TVRの見習い整備士として働き始めるが、顧客である音楽業界の人物に見出され、ドイリー・カート・オペラ・カンパニーのオーディションを受けて入団。イギリスツアーに参加したのち、王立音楽大学、ナショナル・オペラ・スタジオ、ロイヤル・オペラ・ハウスで本格的にオペラを学び、数々の賞を受賞する。2002年、舞台演出家バズ・ラーマンによるブロードウェイ公演『ラ・ボエーム』のロドルフォ役を演じ、トニー賞を受賞。この時のサンフランシスコ公演で、演技の勉強をしていたサラに出会い、後に結婚する。

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2010年10月3日、ロンドンのO2アリーナにて行われた伝説的舞台『レ・ミゼラブル25周年記念コンサート』にジャン・バルジャン役で出演し、大ブレイクした。以後、イギリスをはじめ各国で多くのライブやツアーを成功させているが、2012年に開催されたロンドンオリンピックでは、英国代表チーム「TEAM GB」、およびパラリンピックのオフィシャルソングのシンガーに抜擢。エリザベス女王即位60周年記念式典でも歌うなど、「イギリスがもっとも愛するテノール（Britain’s favourite tenor）」と呼ばれている。2019年11月に大英帝国勲章(OBE)受章。

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2016年からは親友マイケル・ボールとタッグを組んで活動しており、ファーストアルバム『Together』は全英チャート1位・ダブルプラチナに輝く。2枚目の『Together Again』も全英1位、3枚目の『Back Together』は全英2位を獲得した。2018年2月にはマイケル・ボールと共に来日し、東京と大阪で3公演を、2019年5月の来日ではソロ公演を成功させている。

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現在、コッツウォルズ在住。リバプールFCの大ファンで、娘グレイスと息子アルフィーの良き父でもある。